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  • 2018.07.06

『食物アレルギー』交流会レポート Vol.3 ~細川真奈さん主催のおしゃべり会~

こどものヒトサラ編集部

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『食物アレルギー』を持っているお子さんがいるママやパパたちは「子どもたちはどう思っているんだろう…」「お友達とお菓子交換する時はどうしたらいいの?」など、子どもたちが辛い思いをしないように…と一生懸命サポートをしてくれています。

離乳食期に食物アレルギーが発覚した【細川真奈さん】が主催する、食物アレルギー交流会では、幼少期に感じていた事や、ママたちの質問に答えてくれます。今回の密着レポートでは、パパさんが初参加です!

食物アレルギーの交流会の密着レポートも3回目!

幼児の10人に1人が「食物アレルギー」と言われる時代ですが、アレルギー対応のフードやレストラン&カフェなども徐々に増えつつあります。
アレルギーナビゲーター細川真奈さんが主催する「おしゃべり会」は、アレルギーと共に生活を送ってきた真奈さんの体験談や、アレルギーっ子の悩み、それらを支えるママやパパたちの不安を吐き出したり、情報共有ができる場になっています。

離乳初期に食物アレルギーが発覚。現在は【卵、魚卵、乳製品、山芋、ナッツ】の完全除去生活を送りながら、全国の百貨店で「卵・乳製品を使用しないスイーツ」のデモンストレーションや食物アレルギーの親子を対象にしたイベント等を開催。読者モデル、としても活躍中。

今回は、アレルギー対応も可能なメニューが豊富な『フタバフルーツパーラー 新宿マルイ 本館』で開催されました!

アレルギーっ子&アレルギーっ子ママの
『おしゃべり会』スタート♪

■左から■
M.Hさん(蕎麦アレルギー)(娘10才:乳アレルギー)
A.Tさん(息子3才:小麦・卵アレルギー)
岡パパさん(長女6才:小麦・卵アレルギー)

交流会に参加した皆さんからの質問!

  • 学校のお泊りや家庭科の授業…どこまで親がサポートすべき?
  • 今年「沖縄」へ行くのですが、旅先での食事に不安…。
  • 食物アレルギー対してパパたちの関わり方はどう?

学校行事のお泊りや家庭科の授業…。どこまで親がサポートすべき?

――M.Hさん(蕎麦アレルギー)(娘10才:乳アレルギー)
「娘が小学校高学年になるにつれて、学校での宿泊や家庭科の授業も。習い事の合宿があるのですが、確認したところ代替え食の対応は難しいとの事。乳幼児期とは違う心配が増え、親としてどこまでサポートをして、どう向き合えば良いのか…。」

――細川真奈さん(アレルギーナビゲーター)
私も部活をしていたので、1週間の合宿もありましたよ。母が料理やお味噌汁を冷凍して持たせてくれて、特別に施設の冷凍庫を借り、電子レンジまで持ち込むという…!『解凍は〇分』と詳細まで書いてくれていたんですが、業務用冷凍庫だったので、お味噌汁もシャリシャリの状態で食べていたり(笑)。今は対応してくれる施設も多そうですが…。

――M.Hさん(蕎麦アレルギー)(娘10才:乳アレルギー)
「宿泊先もギリギリにならないと決まらないようで…。決定したら、自分で施設に確認をとるしか無さそうですが、真奈さんのお母さんのように全て作っていくしか無いのでしょうか。」

――細川真奈さん(アレルギーナビゲーター)
小さいお子さんはお泊り会などはどうされていました?

――岡パパさん(長女6才:小麦・卵アレルギー)
「娘が3才の頃、幼稚園でみんなでカレーをつくるイベントがありました。もちろんみんなと同じカレーは作れないし食べられないので、家で作ったカレーを持ち込ませてもらって、“みんなで食べる”という事は体験させてあげられましたよ。」

――細川真奈さん(アレルギーナビゲーター)
私の頃は本当に対応してもらえることがほとんど無かったので、母に感謝です。宿泊施設の近くにキッチン付きの宿を借りて、私に見つからないように施設と同じようなメニューを作って、こっそり運んでくれてたんです。
それは本当に大変な事だとは思うんですが、やっぱりなかなか施設には電話で伝えきれないこともあるので、遠くなければ事前見学などを検討してみてもいいかもしれないです!

――A.Tさん(息子3才:小麦・卵アレルギー)
「真奈さんのお母さん、すごいですね……。上の子はアレルギーではないんですが、アレルギーを持っているお友達と、おやつ交換をさせるべきかも悩みます……。真奈さんはどうでした?」

――細川真奈さん(アレルギーナビゲーター)
本人としては、おやつ交換も“食べたい”んじゃなくて、ただ“交換したい”だけなんです!お祭りとかも、たこ焼きが食べたいんじゃなくって、ただその場をみんなと一緒に楽しみたい!って、私は思ってましたね!!
意外と本人はさっぱりしていて、ご両親の方がナイーブになってしまっているケースが多いように感じます。


――M.Hさん(蕎麦アレルギー)(娘10才:乳アレルギー)
「地域のお祭りも、結構勇気がいりました!周りのお母さんたちと連絡を取り合ったり、こちらはハラハラでした!!」

――細川真奈さん(アレルギーナビゲーター)
友達の給食の牛乳がこぼれて、私にかかってしまった時、徐々に肌が赤くなり苦しくなっていったんです。できれば症状が出ないのが一番ですが、「肌に触れただけでも症状が出るんだ」とか、経験して初めてわかることって本当に多くて。人によって考え方も違うと思いますが、私はそうやって強くなっていった気がします!!(笑)

――M.Hさん(蕎麦アレルギー)(娘10才:乳アレルギー)
「自分自身でどうなるかわかっているから、ギリギリのところで我慢できたりしてますね。お友達にお菓子をもらった時に娘がどうしたらいいのかわからなかった時には、食べられないものだとしても『ありがとう』の気持ちとして、お菓子を受け取ればいいんだよと教えてあげました。」

今年「沖縄」へ行くのですが、旅先での食事に不安です…。

――A.Tさん(息子3才:小麦・卵アレルギー)
「今年の夏は沖縄旅行を計画中。息子はパンなら少し食べられるのですが、やはり米粉パンより、小麦のパンが美味しいみたいで…。真奈さんは小麦アレルギーも重度だったのにいつくらいから改善したんですか!?旅行先ではどうしていましたか?」

――細川真奈さん(アレルギーナビゲーター)
もともとライ麦は食べられたんですが、小麦は小学生の頃から大丈夫になりましたね。なので、沖縄そばは食べられます!もう5回くらい行ってます♡

――A.Tさん(息子3才:小麦・卵アレルギー)
「旅行に持っていけるおすすめのパンってありますか?」

――細川真奈さん(アレルギーナビゲーター)
【日本ハム】の『みんなの食卓』シリーズの米粉パンは美味しくて大好きです!

――岡パパさん(長女6才:小麦・卵アレルギー)
「わかります!自然解凍でも小麦のパンに近くて美味しいですよね!
【第一屋製パン】の新商品の米粉パンも個包装で自然解凍OK。試食会に参加しましたが、お子さんからも人気でした!卵・乳アレルギーだけであれば【トントンハウス】さんも人気のようですね。」

――細川真奈さん(アレルギーナビゲーター)
お話の途中ですが、みなさん、スイーツが来ました~っ♡実は、ここのお店に初めて来た時に、今まで食べてきたアレルギー対応のスイーツの中でも味がとっても美味しくて感動したんです!!
豆乳クリームでも生クリームでもつくってくれるというのがすごいところ!絶対お子さんたちもテンションあがると思います!!

――細川真奈さん(アレルギーナビゲーター)
私は牛乳の味を知らないのですが、豆乳仕立ての味はどうですか??

――M.Hさん(蕎麦アレルギー)(娘10才:乳アレルギー)
「とっても美味しい!豆乳の方が優しい甘さがあるかもしれないっ!」

――岡パパさん(長女6才:小麦・卵アレルギー)
「このお店は、アレルギーだろうとなかろうとみんなで美味しく食べられていいですね!!」

――細川真奈さん(アレルギーナビゲーター)
食べながら続けましょう!みなさん沖縄に行かれたことは?

――M.Hさん(蕎麦アレルギー)(娘10才:乳アレルギー)
「石垣島に家族で行ったことがあります!!」

――岡パパさん(長女6才:小麦・卵アレルギー)
「娘が4才くらいの時に、アレルギー対応のホテルなどを探してくれる個人ツアーを組んで行きました!沖縄県は、県自体が食物アレルギーにとても協力的な印象です!」

――細川真奈さん(アレルギーナビゲーター)
アレルギーを持っていると逆に旅先のことをトコトン調べるので、旅行が充実するっているメリットもあるんですよね♪「ラフテー」は実は卵が入っている場合もあるので、お店の方に確認してから食べた方がいいですよ!

――岡パパさん(長女6才:小麦・卵アレルギー)
「今は情報共有サイトも多いので行きたいとこの情報も見つけやすいですね!『レアめし』ってサイトは、もともとビーガンやハラルフードの方用だったようですが、食物アレルギー対応のお店探しにも便利!“外に出ることを楽しんでほしい”という想いでつくられたようです!」

――M.Hさん(蕎麦アレルギー)(娘10才:乳アレルギー)
「確かに、私もInstagramで#ハッシュタグ検索して情報をもらってますね!」

――細川真奈さん(アレルギーナビゲーター)
今、私の知り合いの中でもアレルギーの情報が検索しやすいように『#食物アレルギー_東京』とか『#食物アレルギー_外食』など統一していこうという発信をしています!皆さんもinstagramは統一してもらえると嬉しいです!

――M.Hさん(蕎麦アレルギー)(娘10才:乳アレルギー)
「その#ハッシュタグ見たことあります!私もやってみますね!」

食物アレルギー対してパパたちの関わり方はどう?

――岡パパさん(長女6才:小麦・卵アレルギー)
「食物アレルギー体験レポーターとして活動して、妻と一緒に卵と小麦不使用のパン作りをしたり、ブログなどで発信しています。皆さんの旦那さんは、パパとして食物アレルギーとどう向き合われていますか?」

――細川真奈さん(アレルギーナビゲーター)
この「おしゃべり会」にパパの参加って初めてでとっても嬉しいです!なかなか旦那さんの協力が得られず悩んでいるママさんのお話をよく聞くので……。

――A.Tさん(息子3才:小麦・卵アレルギー)
「パパさんがこういう会に参加するって事がほんとにすごい!もちろん旦那さんも理解をして頑張ってくれているのですが、どこかで一人でやっている心細さを感じる瞬間は正直あります。」

――M.Hさん(蕎麦アレルギー)(娘10才:乳アレルギー)
「同じ目線で向き合ってくれることって本当に素敵です!主人はなかなか娘のアレルギー症状が起きたシーンを見たことが無くて、どこか他人事のように思っている気がして当たってしまう事もあったんですが、嘔吐してしまうなどの症状を初めて目の当たりにした時、やっと理解ができたようで、それからは私自身の気持ちも少し楽になりました!」

――岡パパさん(長女6才:小麦・卵アレルギー)
「お医者さんの指導のもと、少しずつアレルギー食材を食べる練習をしていますが、やはり、喉がかゆくなってだんだん苦しくなってくる変化が起きて、夜中に病院に行くこともあるんです。たまたま奥さんが外出した時に何か誤食してしまった時を想像してしまうと、いざという時にパパも対応できないと困るなと思ってます。」

――細川真奈さん(アレルギーナビゲーター)
私の場合もやっぱりアレルギーに対しては母が中心にやってくれていましたね。でも、父も商品の原材料を見る癖がついていて、「ペヤング」の焼きそばが食べられるとか、「天や」の天ぷらが食べられる!とか、母には無い意外な発見もありましたね(笑)

――岡パパさん(長女6才:小麦・卵アレルギー)
「アレルギーの勉強をしているると、変な先入観が生まれて、そういうところ見逃してしまうので、素晴らしいです!
子どもと関わる時間が少ないのが“父親”。だからこそ、できる限りのことをしてあげたいですね。休日は、一緒にアレルギー対応メニューを食べてみるとか、簡単に作れるキットもあるので、父子でクッキングしてみるとか…。そんな些細なことで、父親としてもアレルギーに対する意識が変わるんじゃないかな。
僕は、だんだんアレルギー対応の食事を見つけるのが楽しくなってきて、オシャレなカフェって抵抗あるけど、子供と一緒なら入りやすいし(笑)“食”って一緒に楽しめることですからね!」

――細川真奈さん(アレルギーナビゲーター)
ほんとそうなんですよね!アレルギーの交流会や座談会って、会議室で暗い雰囲気でセミナーしていたり…という母の意見も聞いたりして。でも私は、楽しい会がしたいんです!お茶して、情報共有して、みんなにデトックス(=想いを吐き出す)してもらえたらなって思っています!

今回の「おしゃべり会」には、男性(アレルギーっ子パパ)が初参加!ということで、またいつもと違った目線・立場からの意見も飛び交う会になりました。
食物アレルギーは、人それぞれ食べられない物も違っていれば、症状の出方も様々。本人はもちろん、支えてくれるママやパパの考え方も十人十色ですね。

「食物アレルギー」という共通の悩みを抱える者同士で集まり、話し合えること自体が大切なことだと思って活動しています。色々な人が集まることによって新しい発見が見つかる貴重な場になると思っています。
私の体験談が誰かの参考のひとつとなったら嬉しいし、その逆もしかりです。
「おしゃべり会」に参加することによって、「食物アレルギーがあってもこんなに大きく成長できるんだ!」と不安のタネが少なくなるきっかけになったり、「また今日から頑張ろう!」とまた新たに意気込むきっかけになれば嬉しいです。

そう明るく話してくれた「細川真奈さん」の活躍が、アレルギーに悩む子供たちの勇気や将来の目標にもなってくれそうですね。
こどものヒトサラでは、今後も『おしゃべり会』に密着!毎回、細川真奈さんセレクトのアイテムやお店をご紹介していきます。

第3回目は、新宿にある【フタバフルーツパーラー】!次回レポートもお楽しみに♥

幼い頃から憧れだった「パフェ」。つい最近、ふと食べてみたいと思っていた「フルーツサンド」。その願いをかなえてくれるカフェが誕生しました!
“おしゃれカフェ”には珍しい、食物アレルギーを持っている人とそうでない人たちが一緒に楽しめるお店です♡まさか卵・乳アレルギーの私でも、お店でスイーツが食べられる日がくるなんて!
大きなパフェはまさに“インスタ映え”間違いなし♪お子さんはもちろん、学生、社会人のアレルギーっ子の皆さんや、アレルギーでなくても健康意識の高い方にも是非通って頂きたいオススメのお店です!

『フタバフルーツパーラー』!

東京・中野区にある75年以上続く果実店「フタバフルーツ」とコラボレーションしたフルーツパーラー。旬の果物を使った約10種類のパフェ、ホットケーキなどをはじめ、カレーやドリアなどのお食事メニューも。パフェやあんみつはソフトクリーム・生クリームを豆乳アイス・豆乳クリームに変更OK!米粉を使ったさっくりもちもちのホットケーキ、動物性食材を一切使用しないヴィーガンケーキも取り揃います。
パフェ「フルーツバスケット」/1380円

『食物アレルギー』交流会を終えて…


今回の「おしゃべり会」はパパさんの参加もあり、様々な目線での意見がとても新鮮でした。私たちが普段何気なく食べているスイーツや料理も、アレルギーを持っている人たちにとっては特別なものです。お医者さんの治療で治ることが一番ですが、アレルギー対応のメニューがよりホンモノの美味しさに近づける研究をされているシェフや企業の取り組みも本当に素晴らしい。
「食物アレルギー」について、こどものヒトサラで連載を続けることで、「おしゃべり会」に参加できない方にも想いを共感してもらえたり、情報が届くことを願っています。

♥細川真奈さんのホームページはこちら
https://manahosokawa.amebaownd.com/
<次回「おしゃべり会」開催日>
■7/15(日)11:00〜12:30
■7/27(金)11:00〜12:30
@フタバフルーツパーラー 新宿マルイ 本館


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