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  • 2018.04.26

『食物アレルギー』交流会レポート Vol.1 ~細川真奈さん主催のおしゃべり会~

こどものヒトサラ編集部

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幼児の10人に1人が「食物アレルギー」とも言われる現在。 食物アレルギーは年々増加しており、子を持つ親にとって他人事ではありません。
今回、重度の食物アレルギーと闘いながら『アレルギーナビゲーター』として活躍中の 【細川真奈さん】が主催する交流会『おしゃべり会』の連載をスタート!アレルギーに悩む方やアレルギーの子を持つママたちとの“食物アレルギーとの向き合い方”などの共有から“おすすめの食品”まで要チェックです。

食物アレルギーって何?

最近よく耳にする『食物アレルギー』。花粉やダニによる、アトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎を含めると現在、国民の3人に1人が何かしらの「アレルギー」を持っていると言われています。
では、食物アレルギーってどういう事なのでしょうか…。
摂取した食物が原因となり免疫学的機序(体を守る働きを免疫と言います)を介して、じん麻疹・湿疹・下痢・咳などの症状が起こることを「食物アレルギー」といいます。アレルギーは「過敏症」と訳されますが免疫反応の一つであり、われわれの体にとっての異物を排出するための一つのメカニズムです。

出典:厚生労働省HP「食物アレルギーとは」
つまり、【本来は無害なはずの食物を体が異物とみなして過敏に反応し、むしろ体にとって有害な症状を起こしている】という事なんです。
では実際に食物アレルギーは、どの様に向き合っていけばいいのでしょうか…。
今回、アレルギーナビゲーターとして活躍中の【細川 真奈さん】が主催する『おしゃべり会』に密着してきました!
自身が重度の食物アレルギーを経験してきた体験談を交え、アレルギーを持つ方やアレルギーのお子さんがいるママさんとの座談会を定期的に開催。
子どもが辛い想いをしているのではないか、楽しく食事させてあげたい…そんな、誰にも共有できずにいる想いを気軽に話せる『おしゃべり会』!細川真奈さんが“少しでも食物アレルギーと明るく付き合う方法”を教えてくれました♪

アレルギーっ子&アレルギーっ子パパママの
『おしゃべり会』を開催してくれたのは…


【アレルギーナビゲーター 細川真奈さん】
離乳食時に食物アレルギーが発覚。最初の血液検査診断後、【卵、魚卵、乳製品、山芋、ナッツ、小麦、大豆、白米、牛豚鶏肉、青魚、ほうれん草、外来種の果物】を完全除去。
現在は【卵、魚卵、乳製品、山芋、ナッツ】の完全除去の生活を送りながら、全国の百貨店にて「卵・乳製品を使用しないスイーツ」のデモンストレーションや、食物アレルギーの親子を対象にした座談会、イベント等を開催。ライターや商品アドバイザー、また大学時代に始めた読者モデルやインフルエンサーとしても活躍中。

~座談会に参加したみなさん~

<左上>岡上さん
【4歳の長男:卵・乳・ナッツ/1歳の長女:卵・乳・小麦、共にアレルギー持ち】
<右上>小内さん
【7歳の長女:乳・ピーナッツ/4歳の次女、長女がアレルギー持ち】

<左上>東さん
【3歳の長男:卵・小麦・胡麻・サバ/2歳の長女:卵・小麦・大豆・乳、共にアレルギー持ち】
<右上>左:戸木田さん
【卵・小麦・乳、ご本人がアレルギー持ち】
<右上>右:大澤さん
【大豆・エビ・カニ・キウイ・苺・桃・パイナップル・マンゴー・パパイヤ、ご本人がアレルギー持ち】

☆参加者の皆さんからの質問☆

  • 普段からどんな食物アレルギー対策をしている?
  • お祝いの時のケーキは市販のものor手作り?それとも別のもの?
  • 外食はどんなとこに?大きくなって交友関係が広がれば心配事も倍に…。
  • 食物アレルギーであることはオープンにするべき?打ち明けるタイミングは?
  • アレルギー持ちの我が子の気持ちを、ちゃんと理解出来ているのか不安です…。

座談会スタート!

――大澤さん(ご本人が食物アレルギー)
「普段から食物アレルギーの対策をしていますか?」

――細川真奈さん(アレルギーナビゲーター)
大人になって旅行に行く機会も増え、言葉が通じない海外には、自前のアレルギーカードを持ち歩いています。安心出来るので、おすすめですよ。

<真奈さんオリジナルのアレルギーカード>
左:バリ旅行に持参
右:ハワイ旅行に持参

――岡上さん(4歳・1歳のママ)
「食事の前には、口の周りにワセリンを塗って、反応を最小限にできる様にしています。外出する時は必ずゼリーと干し芋を鞄に入れ、子どもがお腹すいた時にいつでもすぐ食べられるように常備しています。」


――小内さん(7歳・4歳のママ)
「お祝いの時などケーキはどうしていましたか?」

――岡上さん(4歳・1歳のママ)
「うちは2人とも乳アレルギーなので、普段から豆乳を使ってケーキを手作りしています♪」

――戸木田さん(ご本人が食物アレルギー)
「小さい頃は、食物アレルギー対応の市販のケーキは少なかったので、母の手作りケーキでお祝いしていました。最近は町のケーキ屋さんでもアレルギー対応のお店も増えてきたので、売っているケーキが食べられるのは嬉しいです!」

――細川真奈さん(アレルギーナビゲーター)
我が家ではフルーツポンチや、フルーツ入りのゼリーケーキが定番になっていましたよ♪デザートは好きだったので、毎年楽しみにしていました♥
大きくなるにつれ、友達からは、好きなキャラクターのグッズなど、食べ物よりもプレゼントでお祝いしてくれてましたね。


――小内さん(7歳・4歳のママ)
「外食はどんなとこへ?交友関係が広がると家族以外と食事の機会も…とっても心配なんです。」

――東さん(3歳・2歳のママ)
「アレルギー対応してくれるお店ってあまりないですよね…。私もファミリーレストランくらいしか分からないです。アレルギー対応の飲食店がもっと増えてくれたらなって…。最近は予約の際に、食物アレルギーの詳細を登録できる便利なサイトもあり、少しずつ周りのサポートが増えているのは実感しています。
とは言え、子ども達も大きくなって親の目が無い中で食事をすることも増えてくるので、心配は尽きませんが…。」

――小内さん(7歳・4歳のママ)
「そうですよね。大きくなればお友達の家に1人で遊びに行く事も増えてくるので、自分の身は自分で守れる子に育って欲しい、そんな風に思います。
その為にはアレルギーであることをオープンにしていくことが大切かなと。」

――小内さん(7歳・4歳のママ)
「真奈さんはどうでしたか?どのタイミングで食物アレルギーであることをオープンにしましたか?」

――細川真奈さん(アレルギーナビゲーター)
私も幼少期、子どもながらに他の子とは違うのかなって理解はしていたんです。
でも、食物アレルギーということを周りにオープンにするまでは時間がかかりました。交友関係が広くなる学生時代にやっと、勇気を出して友達に告白してみたら外食時は私が食べられるメニューのあるお店にしてくれて…。もちろん申し訳ない気持ちでいっぱいでしたけど、もっと早く伝えれば良かったなって。

――細川真奈さん(アレルギーナビゲーター)
私は、食物アレルギーだからと言っていろんな事を諦めるのは嫌だったかな。
イベントひとつにしても…例えば、夏祭りは食べられる屋台料理は積極的に食べていました。


――岡上さん(4歳・1歳のママ)
「保育園のお祭りは息子も大好きです!町のお祭りも“安心・安全”なら食べさせてあげたいかな…。母としては、なんでも経験させてあげたいです。」

――細川真奈さん(アレルギーナビゲーター)
私の母もそんな気持ちだったんですね…。食べ物にはなるべく不自由のない様にしてくれていましたが、やっぱり食べてみたいものは沢山ありましたよ!
例えばケーキ、チョコとかどんな味なのかなぁって。
今回は小麦不使用(グルテンフリー)で卵・乳製品・ナッツ不使用のケーキを頼んでおきました!食べられる市販のケーキって貴重じゃないですか…(笑)だから皆さんにも食べてもらいたくて。

やっぱりみんな“食べること”が大好き!アレルギー対応なのに、可愛くて美味しいと大盛り上がり!写真を撮ったり、とても有意義な時間に♪


――東さん(3歳・2歳のママ)
「我が子の気持ちが気になって…。食物アレルギーである事に対して、どう思っていましたか?」

――戸木田さん(自身がアレルギー)
「幼稚園の頃は、先生から飲み物を渡されれば、何が入っているのか確認していました。今思えば、小さいのにしっかりしていたなぁって自分でも思います(笑)
でも、自分の身は自分で守るぞ!と思っていました!」

――細川真奈さん(アレルギーナビゲーター)
もちろん大変だな、嫌だな、って思う時はありました。でも一番は、母の方が大変だったかなって思います。
高校時代はチアリーディング部で、10日間合宿の際は、近くのホテルに泊まって朝・昼・晩と3食作って届けてくれていたんです。今となっては本当に有り難かったなって。そんな母のおかげもあり、理不尽に思うこともなく、食物アレルギーの自分とココまで向き合って来れたんだと思っています!


――大澤さん(自身がアレルギー)
「素敵ですね…!ご両親にとってサポートは大変だったとは思いますけど、少し羨ましいなぁ…。
やっぱりサポートしてくれる大人が周りにいるのは有難いですよね!」

――細川真奈さん(アレルギーナビゲーター)
それに、食べ物に対して貪欲に追及する様になりました!(笑)外食は事前にリサーチしてから行くので気が付けばグルメになりました。悪いことばかりでもないなぁ…。なんて思っています♥

「おしゃべり会」はアレルギーに関わる
みんなの特別な時間に…

小さいお子さんを持つママ達は一歩家を出ると危険がいっぱいで、不安だらけと涙しながら話してくれました。同じ境遇の人と意見交換する事で、当事者だけでなく、サポートする周りの人たちにとっても大切な時間に。
そんな中、細川真奈さんが重度のアレルギーを明るく乗り越えて活躍している姿は、ママや子ども達に勇気や希望を与えてくれます!

真奈さんにとって『おしゃべり会』は、食物アレルギーに関わる人同士が交流することで、少しでも気持ちが軽くなったり、また明日から頑張ろうと思ってもらえる会を目指しているそうです。
“普段溜まっていることがあれば「思いっきり吐きだしていい」「泣いてもいい」。とにかく帰る時には、みんな笑顔になって帰ってもらいたいんです!”
と熱い想いを打ち明けてくれました。

こどものヒトサラでは、今後も『おしゃべり会』に密着!毎回、細川真奈さんセレクトのアイテムやお店をご紹介していきます。

第1回目は、おうちごはんで活躍しそうな調味料!次回レポートもお楽しみに♥

にんべんの『四穀シリーズ』!

食物アレルギーの中でも“小麦や大豆アレルギー持ち”の場合、調味料選びも一苦労で味付けもシンプルになりがちですよね。私自身がそういった経験もあるからこそ、この『四穀シリーズ』は本当に有難く、アレルギーっ子の救世主とも言える万能調味料だと思います。小麦や大豆不使用でもこんなに美味しい調味料ができることに感動!!
個人的には「白だし」が一番好み!鰹節専門店なだけあって、ほっこり優しい気持ちになれるお味です♡小麦や大豆アレルギーのお子さんを持つママさんにも、是非使ってみていただきたいです。

食物アレルギーを持つ方は年々増加傾向にあります。小麦や大豆を含まないにんべんの四穀シリーズは、食物アレルギーを抱える方にとって、時短調理の心強い味方!
「つゆ」「白だし」「ぽん酢」は化学調味料無添加で、幅広い料理にもお使いいただける和風調味料です。
小麦原料を使わない四穀シリーズは、グルテンフリー・ダイエットにも最適です!にんべんならではのだしの旨味を活かした美味しさで、家族みんなで同じメニューをお楽しみください。
【四穀つゆ300ml、四穀白だし200ml、四穀ぽん酢200ml/株式会社にんべん

『食物アレルギー』交流会を終えて…


「食物アレルギー」と言う言葉が浸透する一方で、まだまだ除去食が少なかったり、対応してくれる飲食店が少なかったりと満足できる状況でもないので、もっと食物アレルギーに対応した環境に変わることを願います。親にとっては「食物アレルギー」に関する不安は計り知れないもの。
ママ達が口を揃えて語っていたのは、「我が子には“安心・安全”な環境で、いろいろな事に挑戦させてあげたい」という共通の想いでした。

食物アレルギーは本人だけでなくサポートしている側のケアも大切。
専門家による講演や勉強会では得られない“経験者だからこそ分かるアレルギーとの向き合い方”に触れられる『おしゃべり会』の様な場が、もっと増えるといいですね。

♥細川真奈さん主催の『おしゃべり会』の開催情報はホームページやSNSで随時更新中です。


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